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スイカ(大玉)

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スイカ(大玉)

※栽培スケジュールは目安です。栽培環境、栽培地域の気候により、栽培期間がずれることがあります。

ウリ科スイカ属

暑い夏、さわやかな甘み、豊かな果汁で人気のスイカ。夏の日差しを浴びた葉で作られた養分が実に集まり、美味しいスイカができます。たくさんの葉を茂らせるために、広い面積が必要です。たくさんの実をならすと甘味が落ちるため、1株あたり2個が目安です。

発芽適温:25℃~30℃
生育適温:25℃~30℃
適正pH:5.5~6.0

栽培方法
1. 準備
【植付け2週間前】
区画の準備
土づくり用の区画を1m×2m(2m²)、ツルを伸ばすための区画を2m×2m、合計2m×3mのスペースを用意する。

酸度調整
適正 pH5.5~6.0
※pH5.5未満(酸性)の場合、苦土石灰をまいて調整。1m²あたり一握り(30g)の苦土石灰でpH0.5アルカリ性に傾く。

【植付け1週間前】
元肥
2m²あたり、堆肥は6~8kg、化成肥料は10握り(約300g)まき、耕す。有機肥料の場合は、N(窒素)、P(リン酸)、K(カリウム)が2m²あたりそれぞれ24g程度になるよう調節。
例) 1m²あたり、鶏糞10握り、油粕10握り(各300g)
更に、実つきを良くするため、熔リン3握り(100g)もまく。

畝立て
畝高 10~30cm(水はけのよい高さを畑に応じて調整)
畝幅 100cm
畝を立て、透明マルチシートを張る。透明マルチシートは地温をあげる効果が高いので、スイカにおすすめ。

2. 植付け
苗選びのポイント
・双葉が残っている。
・本葉が4、5枚で色が濃い
・接ぎ木苗が病気になりにくくおすすめ

植付け
株間 100cm
マルチシートに植穴となる穴をあけ、苗の根鉢が埋まる深さまで土を掘りだし、植穴に水を注ぐ。水が土にしみこんだら、根を傷めないようにポットから苗を取り出し、植え付ける。

保温
日本では雨が多く、湿度が高いので、ビニールやポリフィルムのシートでトンネルを被せて、保温と雨除けを行う。このトンネルは収穫まで外さないのでマルチシート全体を覆う大きさで設置する。梅雨明けには温度が高くなりすぎるため、隙間をあけ、風通しをよくしておく。

3. 世話①
【植付け2週間後】
親ヅルを切る
スイカの実は子ヅルに多くなる性質があるので、親ヅルの本葉を6、7枚残して、親ヅルの先端を切る。

整枝
勢いのある子ヅル3、4本を残し、他のわき芽は根元から切り取る。

【植付け3週間後】
誘引
トンネル内のツルがいっぱいになるころ、ツルを伸ばすための区画に畝(2m×2m)をたて、除草や乾燥を保つために防草シートを張る。もしくはワラやゴザを敷く。
その後、ツルを傷つけないように伸びた3、4本の子ヅルを誘導する。

整枝
成長させる子ヅルを3本とし、子ヅルから出た孫ヅルは根元から切り取る。スイカの実ができた位置より先の孫ヅルの整枝は不要。
梅雨がまだ続くようであれば、トンネルをもとに戻す。株を雨から守ることで、実つきがよくなり、糖度も増す。

【植付け1か月後】
人工授粉
スイカは1株の中に雄花と雌花が別々に咲く。株元から15節目あたりの雌花が咲いたら、人工授粉をする。根元が丸く膨らんでいるのが雌花。雄花を切り取って、花びらをすべて取り除き、雄花の先端を雌花の先端につけて授粉させる。花粉がたくさんでていて授粉しやすい朝9時ごろまでに授粉すると良い。作業後は授粉日を書いたラベルを付けて、収穫の目安にする。

4. 世話②
【植付け1か月半後】
摘果
授粉した実がピンポン玉くらいになるころ、1株当たり2個残して、摘果する。形が良く、傷のない実を残す。

追肥
マルチシートをめくり、2m²あたり2握り(60g)の化学肥料をまき、土と混ぜ込む。その後、マルチシートは元に戻す。有機肥料を使用する場合は、N、P、Kが1m²あたりそれぞれ5g程度になるよう、量を調節。
例)2m²あたり、鶏糞2握り(60g)、油粕2握り(60g)
※施肥の量、適切な資材の種類は土壌条件によって異なるので成育の様子にあわせて調整。
追肥のタイミングが早いと、ツルばかり伸びて実がつかなくなる「ツルぼけ」になる。以後、2週間おきに同様に追肥する。

【植付け2か月後】
玉直し
実の下側は日が当たらず、地面に接している部分が黄色くなり、傷みやすくなるため、実の向きを変え、座布団を敷いて養生する。座布団は食品トレーなど湿気を含まないものがよい。

5. 収穫
【植付け2か月半後】
収穫
人工授粉して、40~45日後が収穫の目安。授粉日から計算する以外に、実の節から伸びる巻きひげが枯れる、ヘタの産毛が取れているなども収穫の目安になる。付け根からはさみで切り取って収穫する。採り遅れると破裂することもあるので注意。


 

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